朝ファブレポート vol.31

第2期インターン3名が、無事に3ヶ月を終了しました!!

今週の朝ファブで、インターン生の3人が揃うのも最後になります。短くも濃かった月日を思うと名残惜しいものです。インターン期間が終了しても、関わりが全く無くなってしまう訳ではないので、ご安心ください。ということで、今週はいつもより長い朝ファブレポートです!

通常の参加者の制作状況に加え、インターンの3人がファブラボ鎌倉で制作した作品やリサーチを、朝ファブ後に発表しました。その様子も含めて、ご紹介していきます。

 

[常連者①:後藤さん]

先週の電子ピアノから、また更にパワーアップしていました!フォトリフレクタという部品を使用して電子ピアノを作成されていたのですが、CdSセンサー(明るさセンサー)にパーツを変更してド〜ファの4音が出せるようになりました。鍵盤に見立てた部品をCdSセンサーの上に被せ、シーソーの要領で鍵盤が上がると光が入り、音が鳴るようになっています。10656549_620212254758852_1675782683_n来週はもう少し大きいブレッドボードで8音まで出せるものをつくりたいとの事。どんどん新しい部品やプログラムを取り入れ、お会いする度に進化している後藤さんを見ていると、自分も進まなくてはと思う次第です。負けないように頑張ります!

 

[常連者②:大木さん]

大木さんは、COMAYOSE*の接着を、でんぷん糊で可能かどうかを実験することに。使用する全ての材料を自然の素材からの出来ないだろうか?という疑問から、検証を進めています。ものをつくる人が増えた時に「何でつくるか」ということが注目されていくので、とても興味深い試みです。

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ちなみでんぷん糊の使用感は、木工用ボンドよりもはみでた部分の拭き取りが、比較的に楽に出来ると事です。平面的なCOMAYOSEの接着は強度必要なため時間をおいて経過を観察していきます。一体どんな結果が得られるのか、今から楽しみです。

 

COMAYOSE*…ファブラボ鎌倉が進めている、レーザーカッターで出力をしたパーツを接着して作成する現代版寄木の造語。伝統的な寄木細工に比べて敷居がとても低く、データとレーザーカッター、数種類の木材があれば誰でもつくる事ができます。

 

 

午後からは、インターン3名の発表会を開催しました。

三者三様、はたしてどんなプレゼンテーションをしてくれたのでしょうか?

 

トップバッターは、川崎敬仁 (かわさき ひろと)くん。

彼はファブラボ鎌倉の業務の中で、ラボのデータとして機材利用の際に活用できるマテリアルブックを多く、作成してくれていました。現在、都内の展示のためマテリアルブックはなかったのですが、最終発表では、そのマテリアルブックを収納するためのスタンドを制作してくれました。この3ヶ月で学んだモデリングとレーザーカッターの技術を使用したハイブリッドなスタンドに挑戦しました。

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素材別のレーザーカッター加工見本帳

 

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川崎君自身、制作に挑戦してはじめてわかった構造の見落としなど。基礎の重要性をあらためて学んだことも、話してくれました。イメージを形にするにはトライ&エラーの繰り返しです。まだまだリベンジしたかったけど、今回はこれで時間オーバーということです。ぜひ再度挑戦しにラボに来てくださいね!!

 

◉ 二番手のプレゼンターは、西原由美(にしはら ゆみ)さん

まずは作品の写真がコチラなのですが、なんともギャップのあるくまさんを制作してくれました。IMGP9702

内蔵の構造が見える化されているクマのぬいぐるみです。クマではなく、人体の臓器をいろいろなデジタル工作機械を使用して、出力しています。食道、胃などの各内蔵の部位は、デジタルミシンを活用してカラフルな糸で表しています。そして、驚くべき事に、このぬいぐるみ自体も西原さんのお手製です!発表まで、そんなそぶりを一切みせなかったので、驚きです。もともと大切にしていたクマのぬいぐるみを利用しようと思ったものの、手を入れることができなかったので自分で一から作成しています。今後、電子回路を組み込み、心臓が光るようにしたいのだとか。このクマのぬいぐるみが、ぬいぐるみの領域をどう逸脱していくのか、かなり今後が気になります。

 

 

最後は、杉本光(すぎもと ひかる)さんです。

杉本さんは朝ファブメンバーへのインタビューと統計を発表してくれました。もともとコミュニティーに興味があるので、「つくる」以外の部分で、朝ファブを客観視する視点を私たちにも教えてくれたことはとても大きな収穫です。朝ファブ、ファブラボ鎌倉に来られる方は、一体どんな所に魅力を感じて来て下さっているのか、どんな事を求めているのかなど、30回以上通う方々のリアルな声というのは、説得力があるものです。またおりをみてこちらもレポートしていきます。

 

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朝ファブ参加者世代分布図 : 実施回数43回

 

 

最後に、インターン期間を通じて、気づいた事、インターン前後で変化した事を3人に語って頂きました。

 

◎西原由美 (ゆみちゃん)

「空間」と「人」について考えさせられました。モノづくりをする空間が広いと作業がしやすくなり、作るモノのスケールが変わることはわかっていたのですが、逆に結の蔵のように1階に10人いれば歩き回るのに一苦労であり、2階の会話が聞こえてくる程狭いと人の心理的距離も一気に縮まりやすい印象を受けました。この独特な場に集まってモノづくりをする方々が互いに教えあい、時には自分も負けてられないと切磋琢磨する中で、何時の日か忘れてしまった「何にも縛られずに自由に作るワクワク感」を再び味わえた気がします。

 

◎川崎敬仁 (ひろとくん)

インターンを通して気づいたことは、自分はまだまだ知識とスキルが足りないということでした。僕は普段から大学で3Dプリンターやレーザーカッターを使用していて、デジタル工作機械の使い方やデータの作り方ついては知ったつもりでいました。しかし、いざ自分で作品を作るとなると、3Dデータの作り方や機構の部分などで、どうしていいかわからない部分がたくさんありました。これからはこのような機材が普及していくと思いますが、「使える」ではなく「使いこなせる」ような人になりたいと強く思いました。

 

◎杉本光 (ひかるくん)

インターンを通じて、自分の中であった変化は、世代間の交流の貴重さを認識した点です。私は、両親が共働きだったために家ではおばあちゃんに育てられましたが、大学に入ると同時に東京で一人暮らしを始め、気づいてみると同じような世代の同じような考えの人たちしか周囲にいない状況になっていました。しかしあらゆる世代が入り交じる朝ファブに参加してみると、話す機会のなかった世代の人の話に好奇心をかき立てられました。違う世代の意見を聞きたくなった時は、また朝ファブに参加していると思います。

 

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みなさん、3ヶ月の間本当にお疲れ様でした!

 

 

by coma

 

 

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朝ファブレポート vol.31」への3件のフィードバック

  1. お疲れ様でした。 あっという間でしたね。 もうお別れ残念です! いろいろな場面で助けていただき有難うございました。 皆様も、ここでの経験がきっとお役に立つものとおもいます、今後の皆様のご活躍を祈念いたします。 ぜひまたお目にかかれることを願っております。 お元気で!!

  2. 駒ちゃんに、レポート作成のお礼を書くのを落としてしまいました。 ありがとう!!! 

    • 後藤さん、こちらこそいつもありがとうございます!!
      3ヶ月という期間は あっ っと言う間に過ぎてしまいます。寂しくもありますが、3人のこれからを応援したいと思います!インターンとはまた違った、良い形でこれからも関わっていけたらと思います。
      朝ファブも少しずつ進化してきているので、みなさんのお力を借りつつ、もっともっと飛躍できればと思います。これからもよろしくお願いいたします!

      coma

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