10 Steps for FabLife 第1期生!

ファブラボ鎌倉では、アイデアを形にするためのスキルを身につける本格的なFABのスクーリングプログラム、FAB STEPSを開始しています。FAB STEPSは2014年10月から3ヵ月に渡り、電子工作からプログラミング、3Dモデリングを学び、デジタル工作機械を用いてアイデアをカタチにしていくプログラムです。第1期生が無事にプログラムを修了することができました!! おめでとうございます!!

もともとスキルがあった方もいらっしゃれば、プログラミング、3Dモデリングなど目にするもの、手に触れるもの全て始めての方もいらっしゃいました。ファブラボ鎌倉にあるデジタル工作機械やいろいろな可能性を組み合わせて、受講生がアイデアを形にした作例をご紹介していきます。

参加者01 : Takaharu Nakamura

作品名: 空飛ぶクジラ

赤外線リモコンでコントロールするクジラ型の飛行船。袋部分(エンベロープ)にヘリウムガスを注入し、1g単位で重さを調節して浮かせている。お腹と尾っぽ部分に2gの軽量サーボが取り付けられており、赤外線の信号によってゆっくりと旋回、前進することができる。マルチコプターのように騒々しい飛行音がなく、ゆったりと飛んでいる姿に癒やされる。尾っぽ部分にはシリコン系の柔らかい素材を3Dプリントした部品が使われている。

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[苦労した点]

・クジラの袋の部分(エンベロープ)の密閉性を高くするのが難しかった。

・何かを飛ばすことは難しい。1gの違いが顕著に出る。

[気づき]

・デジタルファブリケーションは、モノづくりの0から0.1を生み出す作業のスピードは変わらないが、0.1から0,2、0.3へとプロトタイプを作ってバージョンアップしていくスピードはとても速くなる。

・300万円ぐらいのCADと高価な機材があればできることは多いが、ローコストで形にできるFabLabは確信的だと思う。

[良かった事]

・仕事でメカに携わっているが、分業で行うので、全部のものづくりができる10STEPSが楽しかった。

・ローコストで個人がトータルでつくることができるのが良い。

・三ヶ月という期間は、熱意が持続し、思いを形にする時間として最適だった。短いとここまで作れないし、長いと疲れて途中で力尽きしまう。

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参加者02 : Ryohei Kimura

作品名: プーチキ

プーチキは音でおならを検知して、おならが出ていた場合、LCDディスプレイとブザーでお知らせする。最初ニオイセンサでおならを検知しようとしたが、ニオイセンサの扱いが難しいため、音で検知することにした。プーチキを作った理由は、自分がおならを良くするので、自分がおならをしていない時も家族に濡れ衣を着せられたことがある。自分ではないときは疑いを晴らし、自分の時は素直に謝るため。

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[苦労した点]

・プログラミングは初心者だったので、Arduinoでコードを書くところが難しいと感じた。

・今までモノづくりをしていなかったので、最初何を作ればよいか考えることが難しかった。

[気づき]

・ニオイセンサが思ったように動かず、センサの面白さと難しさを感じた。

・ものづくりをしていると、より良く作りたくなる。

・最初ニオイセンサだけで、おならを検知しようと考えていたが、音でも検知できることに気づき、更にそれら2つのセンサを組み合わせることもできる事に気づいた。

[良かった事]

デザインしたものが、すぐに出力できるデジタルファブリケーションの機材にとても感動した。

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参加者03 : Yoshiyuki Sakuma

作品名: ヘッドライティング

ヘッドライティングは、音楽をより楽しむためのLEDヘルメット。音楽のテンポ(BPM)に合わせて4種類のスピードで、40個のLEDを点滅させることができます。現在はまだ音楽のBPMと自動で同期しないので、PCからシリアル通信で信号を送って、点滅のスピードを切り替えます。耳だけでなく目でも音楽を楽しめる、DJにおすすめのガジェットです。

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[苦労した点]

最初は2つのファンを回しピンポン玉を浮かせて、そのピンポン玉にLEDで光を当てる装置を考えていたが、風でピンポン球を浮かせることがとても難しかった。

[気づき]

・100円ショップの製品が作品をつくるときの部品として使えることに気づいた。

・秋葉原の電子部品街が昔と変わらずうれしかった。

・技術者時代を思い出すだけでなく、中学生の頃のことを思い出した。

・電子基板の制作も3Dモデリングもやってみるとできるものだと実感できた。

・モノをつくるためには、失敗をすることがベストの学習方法

・学びとは真似ぶこと

・ブリコラージュ(エンジニアリングとは対照的な概念で、理論からつくるのではなく、その場にあるものを寄せ集めて、試行錯誤しながらつくる)という言葉が今回の講座にピッタリとはまる言葉だと感じた。

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体調不良のため当日お休みされましたが、後日写真をアップ

参加者04 : Haruka Yonemoto

作品名: 汽車型ロボット

2つのフォトリフレクタを使って、地面に描いた線路の白と黒を判別し、ロボットに搭載した2つのモーターを適切に回転させることで、線路に沿って走ることができる汽車型ロボットです。スムーズに走るようにプログラムを工夫しています。

苦労した点

プログラムは仕事でも書いているので、苦労しなかったのですが、電子回路に関しては最初わからないことだらけで困惑しました。

気づき

APIごしにセンサを触ったことはありましたが、生データを触ったのは今回が初めてで、ノイズがたくさんのり制御することが難しかった。しかしここを作ることで仕組みが理解できてとても勉強になりました。

 

良かった事

小さい頃から図工の時間とか、つくることが好きだったのですけど、その頃を思い出してとても楽しく作ることが出来ました。

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プログラムを終えて

得意とするスキルもモノづくりの経験も全く異なる4人の参加者が互いに切磋琢磨して自分の作りたいものを作っていく過程は、教える立場からしてもとても楽しく刺激的でした。セッションの中で自然と得意な分野について教えあう場面を見られたことも印象に残っています。自分のアイデアをカタチに落とし込む手法をたくさんの方に届けることが出来た時、もっともっと面白い社会になると感じてなりません。

次回もセッションでも、多様な人たちが切磋琢磨し合えるような学びの場にしたいと思います。

どうぞ引き続きよろしくお願いします!

FAB MASTER 加藤未央

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