Fab Academy 2016 : 体験記 No.4

寒さも極まる今日このごろですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。僕はつかの間の春休みをFabAcademyと共に謳歌しています。先週はレーザーカッターとペーパーカッターで動物園っぽいものを作ってニヤニヤしていました。

animalLand.jpg

さて、FabAcademy第4週のテーマは「Electric Production」。いわゆる電子工作と呼ばれる分野に足を踏み入れます。Arduinoの登場などでグッと敷居が下がった電子工作ですが、「ほぼなんでも作る」ことを目的としたFabAcademyでは、ただパーツを組み合わせて利用するだけではなく、パーツ「そのもの」から自分で作ります。 DIY精神ここに極まれりという感じがしますね..!

Board

具体的な課題は、これからより高度な電子工作を行うに先立ち、プログラムを書き込むための「FAB ISP」と呼ばれる装置を制作すること。上の設計図に基づき、銅板を削り出してつくった回路に部品を組み合わせ装置を作っていきます。

みんなでやろう.jpg

内容がやや専門的になるため、今週はFablab鎌倉に受講生(近藤さん,門間さん,僕)が集まって一緒に作業を行いました。ファブマスターのmioさんは電子工作のエキスパート。それぞれのパーツの役割から細かな作業上の注意まで、じっくり丁寧に教えてくれました。頼りになる!

基板の切り出しに使ったのは、Roland社のSRM-20。先端に付いたドリルが高速で回転しながら移動することで素材を削ったり切り離したりする、CNC(Computer Numerical Control)切削機と呼ばれるマシンです。銅板のほかにも木材や樹脂などの立体的な切削が可能で、3Dプリンタとはまた一味違う、素材の特性を生かしたものづくりが可能となります。

今回はテンプレートの模様に自分の名前を加えたものを製作しました。が、実は僕がSRM-20を使うのは初めて。他のメンバーやmioさんに質問しまくりながら、なんとか切り出すことができました。

おおあみさん.jpg

また、上の写真は日本各地のファブラボをつないだ会議の様子(画面にはFablab仙台から、いつも元気な大網さん)。地域を超えて、質疑応答や新しいアイディアなどがリアルタイムでシェアされていきます。立場に関わらず、自分の経験したことや得意分野を教えあう、まさにファブラボらしい学びだなぁと実感した場面でした。
soldering_wide.gif

切り出しが終わると、次はパーツのはんだ付けです。小指サイズの小さな基板に、これまた小さな米粒サイズのパーツを設置していきます。僕史上最も細かなはんだ付けに肩が凝りましたが、なんとか完成させることができました。最後にPCから基本となるプログラムを書き込んで(これも結構手間がかかる…)、無事、FAB ISPの完成です!
final.jpg

今週は初めての基板切削ということもあり、何度か失敗を重ねました。その度、自分で原因を調べたり、周りの人に聞いてみたりと試行錯誤の連続でした。ものづくりはこういうプロセスの連続であり、それを乗り越えた時の喜びもやはり大きいものだと改めて実感した一週間でした。

さてさて、次週は「3D scanning and printing」。ファブラボの花形(?)、3Dプリンタの登場です!

 

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