Fab Academy 2016 : 体験記 No.12

こんにちは、淺野です。ゴールデンウィークも過ぎ、FabAcademyも終盤を迎えようとしています。今回僕がレポートするのは「 Molding & Casting」。何かを型取りして、別の素材で複製しようというお題です。後半は汚れ作業になるので、しっかりした装備が必要です。

IMG_1347.jpg

これまでの3DプリンタやCNCマシンの課題では、樹脂や木材などひとつの素材を対象にしていました。しかし、今回は単純に形を作るだけではなく、それをもとに別の素材で形を再現するような試みをします。

strap_buckle.jpg

今回僕が作ろうとしたのは、リュックサックのフタを留めるバックル。日々の酷使によって半分欠けてしまったものを復活させたいと思います。

何はともあれまずはこの形を3Dデータにしないといけません。大学の研究室にあるmicroscribeという装置を使って、丁寧に形をなぞってスキャンしていきました。同じ役割を持たせるためには、形がずれてしまうといけません。手動で修正を加えながら、丁寧にモデルを作っていきました。

scribe_shape.png

モデルが準備できたら、切削機を使って凸の型をつくります。今回はSRM-20でモデリングワックスを切削してみました。基板以外を削るのは初めてでしたが、結構気持ちよく掘り進めることができました(最初は少し欠けてしまったのでやり直しましたが…)。

sessaku.gif

ここからの作業はいわゆる汚れ作業なので、手袋や目張りなどをして万全の態勢で臨みましょう。先ほど切削した凸の型を元に、シリコン素材で凹の型をとります。剥がしやすいように剥離剤を塗ったモデリングワックスに、しっかり重さを計って配合したシリコンを流し込みます。

barrierCoat.jpg

silicone.jpg

そして放置すること24時間。弾力のあるシリコン型が完成しました。

mold.jpg

最後はここに硬い素材を流し込みます。今回は硬質ポリウレタン樹脂を利用しました。シリコンとは違って十数分でしっかりと固まり、取り出すことができます。

cast1.jpg

cast2.jpg

再現度は80%といったところでしょうか…?結構細かいところまでうまくできました!Molding & Castingには苦手意識があったのですが、なんとか克服することができました。ちゃんと時間をかけて丁寧にやれば、おのずと結果はついてくるのですね。

brokennn.jpg

…と思った矢先、耐久力がなく割れてしまいました(涙)。まだまだFab道の先は長いです。よろしければこれからもお付き合い願います!

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