FUJIMOCK FES で思うこと 3

毎年、アップデートしていく。それが、フジモックフェス。今年は、本当に面白いことしてる? マンネリ化していない? 新しいことができるとしたら、どんなこと?

参加者が求めていること、自分たちの目指していることとのバランスは取れている? 関係者と相談しながら、方針をすばやく更新することができるのも私たちの強みです。毎年、必ずといっていいほど、お問い合わせいただくのが「親子で参加していいですか?」という質問です。これまでは、「安全面」「プログラム全体が子供っぽくなってしまう」いろんな理由をつけて、きちんと向き合わなかったのかもしれません。

しかしながら、世の中は変わってきている。むしろ、きちんと危ないことを経験させてみたい親もいる。安全、安全で、危ないことすらできない子供たち。大学生になってもノコギリもまともにつかえない。「最近の若者は…」という言葉では片付けられない。だって、大人がその機会すら与えずに、勉強ばっかりさせてきたのだから、そりゃできなくて当たり前だわ。とも最近思っています。アパートやマンションだと、家で日曜大工すらできない環境でもあったりする。そうした背景は世界的な状況なのか、オライリーから下記のような書籍が発売されている。

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『子どもが体験するべき50の危険なこと』

著者:Gever Tulley, Julie Spiegler

出版社: オライリージャパン (2011/5/26)

 

 

本にはタイトルどおり、50の危ないことが書かれている。それは、危険なことを推奨しているのではなく、危険なことを体験していない方がもっと危険という考えに基づいている。当たり前といえば、当たり前。想像ができないということなのだから、これほど怖いことはない。ちょっと目次を覗いてみると。

・5ボルト電池をなめてみよう

・高いところから落ちてみよう

・やりを投げよう

・紙コップでお湯をわかそう

・空飛ぶマシンをつくろう

・食洗器で料理をつくろう

・ゴミ箱に飛び込もう

…etc

想像しただけで、ワクワクしてしまう。大人になったって、紙コップでお湯を沸かしたこともないし、ヤリだって投げたことがない、空飛ぶマシンもつくっていない。そんな人生じゃいけない、と思ってしまうのは私だけでしょうか?

 

さらに、この本には、こう書いてありました。数字は、危ないリストの番号です。

20 ノコギリを使おう

42 レシピ本にさからおう

43  ナイフで削ろう

45 火遊びをしよう

49 野宿をしよう

50 なにかをしよう

 

おおぉ! これってFUJIMOCK FESでできる!! しかも、「木を切ろう」「丸太から作ろう」「大人の中に混ざろう」という項目はまだない。大人が子どもに合わせるのではなく、子どもが大人に合わせてちょっと危ないことをする。そういうアプローチもあるのだということに気がつかせてもらいました。

こうした気づきをくれたのは、MESH開発者の萩原さん。なぜかというと、鎌倉セッションをアップデートするために、MESH ワークショップを実施するのに相談に行っていたからです。なんと、萩原さんは記念すべきフジモックフェス第1回目の参加者でもあります。そうしたご縁もあり、萩原さんが開発を手がけているMESHを活用しテクノロジーと木工、そして暮らしをシームレスにつなぐ体験を、フジモックフェスでも入れ込めたら、より多くの人が森や木、デジタルとモノと生活をかつてないほど簡単につなぐことができると考えたからです。

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画像提供:MESH プロジェクト

 

もちろん、これまで通り、電子工作やもっと複雑なことをしたいという方も大歓迎です。アドバイスできるFABマスターも控えております。一方で、デザインも凝りたいし、センサーも使っみたい、でも時間がない、という方には、MESHという方法も有効だと思っています。ということで、MESHを活用したプログラムも組み立てていくことになりました!

 

そして、いろいろと長くなってしまいましたが、今年のフジモックフェス、リクエストにお答えして、

 

「親子枠」をご用意しました!

※ただし、小学生3年生以上で、本人も保護者も危険をわかって責任ある行動ができる方を対象にしています。申し込みページに参加同意のルールを記載しています。

 

子どもに合わせたプログラムではなく、大人に合わせ、子どもが危険なこともきちんとできるプログラムが、フジモックフェスの親子枠です。IoTやプログラミング、3Dプリンタやレーザーカッターも体験させたい、自分も楽しみたい欲張りな保護者の方は、ぜひご参加ください。

 

詳細は、フジモックフェス公式サイトでご確認ください。

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渡辺ゆうか

 

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