FUJIMOCK FES 2017

台風21号が接近する中、フジモックフェスの富士山セッションを開催しました。天候は、これまでになく荒れていましたが、参加者と構築できた時間はとても豊かでした!  主催する側も毎回発見が多いフジモックフェス。何がその要因なのか、少し考えてみました。

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今年で6年目を迎えるフジモックフェス。「10年続ける!」宣言から、気がつくと折り返し地点。いろいろな節目にあるのだなと改めて感じています。今年は、新たに学生枠を設けたところ、未来の先生や建築を学ぶ学生らが参加してくれました。昨年設置した親子枠やリピーター枠からも参加がありました。予想外だったのが、島根や長野から林業関係者の参加でした。なんとも嬉しいではありませんか! 続ける意味と可能性を関係者が感じた瞬間です。それまで参加者がエンジニア寄りだったのですが、参加者に多様性が出てきました。そして、改めてファブラボ鎌倉にとってのフジモックフェスの意味が鮮明になってきた気がします。

フジモックフェスのことをご存知ではない方に、ちょっと簡単にご紹介しますね。フジモックフェスとは、間伐からものづくりまで手がけ、ものづくりの上流から下流の一連の流れを体験する約半年のプログラムです。富士山と鎌倉で開催される2部構成となっているのが特徴です。富士山セッションでは、日本の自然学校の草分であるホールアース自然学校での1泊2日の合宿形式となっています。「ホールアース」と聞いて、ピンと来た方もいらっしゃるかと思います。そうです、スティーブ・ジョブスをはじめ、1970年代にヒッピー文化に強い影響力を与えたあの伝説のカタログです。あらゆるジャンルを網羅しながら、「自分たちで暮らしをカタチづくる」。時代は違えどテクノロジーと共有知を活用して、(ほぼ)なんでもつくろうとするファブラボの理念にも通じるところがあります。ファブラボ鎌倉とホールアース自然学校がフジモックフェスを開催している理由も、「ホールアースカタログ」を共通理念にしているところが大きいです。連携するからこそ、日本の森が抱える課題をこれまでにないファンキーなやり方で解決できたらという想いがあるからです。

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Photo by Whole Earth Catalogue

ホールアース自然学校で過ごす富士山セッションの1泊2日の時間は、間伐体験のみならず、日常の言葉とは少し異なる自然語を学ぶ体験に満ち溢れています。木や森との対話、風の匂い、鳥の鳴き声、川のせせらぎ、ホールアース農場で取れた野菜やお米、溶岩のピザ釜、動物達、そして夜の焚き火など。こうした時間によって、いつもとは違う思考回路がどんどん刺激されていきます。体験を通じて参加者との距離感もグッと近づき、その後の意思疎通が非常に楽になります。ホールアースで感じるのは、言葉以上の「リアルさ」の一言につきます。自然を教材に、いつも使わない五感が開いていくのを感じるのが、「自然語を学ぶ」という事なのかもしれません。

農場で取れた食材で一緒に食事をつくり、火を囲んで笑いあう。そんな時間を過ごしていると、人って幾つになっても元気になるから不思議です。フジモックの醍醐味は、一緒の時間の過ごし方と感覚の開き方にあるんだな。というのを改めて、身体と心が感じました。ファブラボ鎌倉が、ファブラボ鎌倉の色を出しながら活動できるのもフジモックが大きく影響していると思います。

 

いや、むしろフジモックでリセットしているのかもしれません。そう、ホールアースカタログに書かれた有名なメッセージのように。

 

Stay hungry. Stay foolish.
(ハングリーであれ。馬鹿であれ。)

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