鎌倉研修日記 vol.2

ファブラボ鎌倉で鎌倉研修を行なっている栗山町地域おこし協力隊の岡です。

ファブラボ鎌倉は古い酒蔵をリノベーションした建物に入っており、その外観が古都という鎌倉のイメージとマッチしているので、ちょっとした観光ポイントとなっています。構造は昔から変わっておらず、いつもその歴史を感じながら研修に励ませてもらっています。そんな由緒ある建物を維持するために、3年おきに外壁に柿渋が塗られています。今年は運よくその年に当たっていたので、我々もお手伝いをさせていただきました。

柿渋

柿渋は防虫、防腐、防水など昔から様々な場面で重宝されてきた日本のスーパーリキッドです。

最近ではメディアの露出も増えているためご存知の方も少なくないかもしれません。よく言われる香りについては銀杏のような醤油のような、少し個性的ですが、自然な匂いでずっと嗅いでいても嫌になることないものでした。柿渋はそのまま使うのではなく、蔵の外壁に合わせた黒色を出すためベンガラという酸化鉄の粉を混ぜて使いました。

柿渋を外壁に塗る様子

柿渋を外壁に塗る様子 地域の方々が協力しながら作業をして繋がることをかつては「結」(ゆい)と呼ばれていたそうです。そうした想いが込められているから、ファブラボ鎌倉が入っている建物は「結の蔵」と名付けられています。

このような昔ながらの知恵で蔵は維持されています。我々現代人はどうしても新しいものに目を奪われがちですが、実は昔からある技術や知恵の中には十分な効果を持ち、環境にも優しい、まさに今求められているコンセプトと合致するものがあるということが今回の活動でよくわかりました。今後も昔ながらの技術や製法などリサーチしながらものづくりに生かしていきたいと思います。

 

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