9回目のFabAcademyのラボでの課題制作ですが、新型コロナウィルスの感染予防のため全てオンラインで実施しています。4月7日、神奈川県も含まれる7都府県に緊急事態宣言が発令されましたが、大きな混乱はありませんでした。すでに受講生にはオンライン上でインストラクターと繋がりながら課題をこなしていくためのクラスキットが送付されていたので、遠隔でローカルセッションが進められています。
授業動画 #9: インプットデバイス (各種センサの使用方法)
インプットデバイスの学習ということで各種センサーの扱いのお話がメインでした。マイコンにデバイスから数値を取り込むことになるのですが、センサー以外のものからも数値が取れると聞き興味が湧きました。

LEDをセンサーとして使う
今週は、自宅での作業だったので手持ちの限られた道具で実験を行いました。ファブアカデミーの講義内でニール教授が言っていた、普段はライトとして使うLEDをセンサーとして使うことができるというものを自分でもテストしてみました。LEDは光をあてると電圧を発生させるという性質を持っています。その性質を確かめるためにArduinoで光を当てた時に入力されてくる電圧の量を測ってみました。結果はわずかに変化している様にも見えましたがノイズが生じる様ではっきりとはわからなかったのでまた別の方法で調べて見ようと思います。

I2C通信を使用する照度センサー
自宅に照度センサーもあったのでそれも試してみました。このセンサーはI2C接続という接続方法でマイコンとの連携をとります。ファイナルプロジェクトでも同じ方式の接続を使おうと思っていたので練習の様な形となりました。実際に数値を取れたのですが、FabAcademyとしてはすでにモジュールとして組み立てられたセンサーではなく自分で削った基板に取り付けたものが必要になるとのことだったので、ラボのアクセスが可能になったら自分で基板を作ってまたI2C接続を試してみたいと思います。