【鎌倉研修日記 vol.33】

11回目のFabAcademyのグローバルセッションの内容は、アウトプットデバイスの週ということでマイコンからのコントロールが可能なパーツの紹介がありました。LEDやディスプレイ類、様々な種類のモーターなどもアウトプット機器になります。課題とは直接関係ないですが、コロナ対策でデジタルファブリケーションを通して何かできることがないかということを、今週のOJTでリサーチしています。

 授業動画 #11 : アウトプット機器  output devices (video, review)

ローカルセッションでは自分がファイナルプロジェクトで使うマイコンとアウトプットデバイスを選び実験することにしました。私(岡)は、ESP32と色をコントロールできるLEDのNeopixelを使うのでそれらの使い方を学習していきましたが、最初なかなかうまくいかずに時間がかかってしまいました。最終的に問題点を解決できアウトプットデバイスをコントロールすることができました。

2020年4月3週目_写真1_

Arduino IDEへのESP32の追加

私のファイナルプロジェクトでは、ESP32というマイコンを使用するので今回の課題もそのマイコンを使うことにしました。プログラムをArduino IDEという開発環境(アプリケーション)で行うために、まずはじめにそのボードを編集するための機能をインターネット経由で追加し開発環境を整えました。

2020年4月3週目_写真2_

リアル通信用のICと専用ドライバ

今回使ったのはESP32というマイコンが搭載されている開発ボードでした。開発ボードにはマイコンがすぐに使えるようにマイコン以外のパーツも搭載されています。しかし、すぐ使えるはずのマイコンがパソコンと接続できないという問題に見舞われました。 調べているうちに、開発ボードにはシリアル変換用のICが搭載されていて、それをパソコン側で認識させるために専用ドライバをインストールしなければならなかったというのが原因だとわかりました。通常自動でインストールされる場合が多いそうなので、今まで気づくことがない仕組みでしたが、今回時間をかけて解決までたどり着いたおかげで深い学びを得ることができました。

2020年4月3週目_写真3_

ESP32でneopixelを光らせたところ

無事にESP32をパソコンと接続することができるようになったので、早速プログラムを書き込みneopixel(LED)を光らせることができました。プログラムはとりあえずneopixelのサンプルプログラムを使用しています。これを元に書き換えていきながら今後自分の必要なプログラムを作り上げていきたいと思います。

dav

ファブラボ鎌倉から送っていただいたキット(一部)

現在、新型コロナウイルスの影響で、世界中の多くのファブラボが閉鎖状態となっています。ファブラボ鎌倉も先日発令された緊急事態宣言に伴いラボの一般開放は中止となっています。そんな中でも、ファブアカデミーの課題を進められるようにと今年の受講生全員に用意し送ってくださったのが、このクラスキットです(とても丁寧に包まれていました)。実際に手を動かさなければいけない講座なので、今の状況はなかなか厳しいものがありますが、スタッフの方々がこうして対策を練ってくれているおかげで継続できているのでとてもありがたく感じています。

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Attiny44のDIP化

ESP32での実験を行いつつ別のマイコンでも実験してみようと思い、Attiny44という少し小さめのマイコンを使用してみることにしました。先ほど使用した必要なパーツが全て搭載されていた開発ボードとは違い、今度は自分でパーツを集め、回路を作ってマイコンを動かさなくてはなりません。手始めにマイコンをブレッドボード上で挿して使用できるようにするために基板にはんだづけし、そこにピンもはんだづけしてDIP化というものを行いました。

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Arduinoを介したプログラムの書き込み

ブレッドボード上に出来上がった回路に、Arduinoを使用してプログラムを書き込もうとしました。普段はFABtinyISPという書き込み機を使用して行なっているのですが手元になかったためArduinoで代用しました。ところがうまく書き込むことができずに、慣れない作業なので、なかなかスムーズにいかず、原因も不明のまま時間がなくなってしまいました。おそらく回路のどこかが間違っている気がするので改めて時間を見つけて挑戦してみようと思います。

課題とは直接関係ないのですが、新型コロナ対策でデジタルファブリケーションを通して何かできることがないかということを、今週のOJTでリサーチしていたところ、マスクのストラップを引っ掛けるホルダー制作の事例をみつけました。

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マスクのストラップホルダー

常にマスクをかけていると耳の後ろがスレてすり傷のようになってしまうので、それを防ぐための道具です。シンプルな構造でこれならすぐに3Dプリンタで出力できそうだと思い実際に試してみました。写真のモデル(ラフトが付いているので形がわかりづらくなっています)を、はじめに出してみたところ髪の表面を滑ってしまい首まで落ちてきてしまうので結局耳が擦れてしまうという結果になってしまいました。

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カナダの少年が寄付して有名になったモデル

同じマスクホルダーでも様々な形状のものがインターネット上にアップされています。先ほどのものとは別に最近ニュースにもなっていたカナダのボーイスカウトの少年が自宅の3Dプリンタで出力して病院に寄付をしたということで有名になっているモデルを試してみました。先ほとのものよりも厚みが薄くなっていて柔軟性があり、そのおかげか少し頭にフィットする感覚を得ることができました。この様に同じ種類のものでも実際に出力して使ってみると違うことは多々あるので、まず作ってみて試すというのは大切だなと感じました。

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