ファブラボ鎌倉 9周年

ファブラボ鎌倉を立ち上げて9年目が経ちました。右も左もわからない状態で、勢いと想いだけで突っ走ってきて、いろいろな方に加わっていただき、支えられてこの日を迎えることができました。本当にありがとうございます。まさに新型コロナウィルスの真っ只中で今日という日を迎え、自分たちがやってきたことがどういう意味と価値を持ち得るのか、ずっと考えています。今のこの状況は、決して歓迎すべきことではありません。しかしながら、予測できない未来に対して、どう適応しながら逞しく楽しくその人なりに生きていくか。それがファブラボ鎌倉で身につけて欲しいスキルというのは設立当初から大切にしていることです。

9周年

そう考えると、これまで当たり前としていた生活、住む場所、働き方や学び方、そして地域との関係性を見直する大きなきっかけになっていることは間違いありません。日本全体がここまで立ち止まりながらも、確実に技術の浸透と行動変容を起こしている状況は、はじめてです。

普段から3Dプリンタやレーザーカッター、オンラインを使った打ち合わせや講座などは慣れている方ですが、まだまだ一部の興味のある人だけが利用するツールであり、世代や領域問わず浸透しているという実感はあまり持てませんでした。教育機関では特にそうです。ですが新型コロナの影響で全国の学校が一斉休校になり、在宅勤務や行動範囲の制限でテクノロジーの位置付けが、これまでとはレベルが違う次元で学びを含めた経済活動のインフラとして位置付けられました。オンライン上でつながり、学んで、作って、共有して…etc、と行ったことが、リアルな場所ではなくバーチャル空間の方が上回って活動が行われている。新型コロナの状態が収束しても、元の状態というよりは、新しい選択肢(当たり前)を社会全体で試行錯誤しながら構築した事実は、とてもすごい事です。10年前はSkypeを主に使用してましたが、情報インフラやパソコンやスマホ、SNSの普及を考えると同じ速度で同じような状況が起こり得たとは考えにくいです。

新型コロナウィルスの状況が収束しても、それ以前の人と人との距離、食べるもの、身に付けるもの、時間の過ごし方、働き方、住む場所など、「生活」というカテゴリーにすでに含まれている様々なことは変わるのでしょうか。変わらないのでしょうか。わかりません。何れにしても、時間が答えを知っているので、10年後考えてみたいと思います。わかっているのは、これまで見過ごしていた大切なことに気づいたり。この状況をどう捉え、どう行動していくのかで、未来は変わっていくのだということ。自分たちも、日々試されている気がしています。

今日から10年目を迎えるからこそ、ファブラボ鎌倉としてどうあるべきなのか。改めて「つくる」ことの意味と価値と可能性を感じています。そして、これからも同様に、一緒につくりながら考え、活動を通じて伝えていく事をしていきます。

これまでの感謝と共に、これからも引き続きよろしくお願いいたします

 

ファブラボ鎌倉   渡辺ゆうか

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