【鎌倉研修日記 vol.38】

16回目は、「Wildcard(ワイルドカード)という週で、これまでのFabAcademyの授業の中で扱ってこなかったデジタルファブリケーションを使って課題製作を行うために、様々な工作機械や作品例が紹介されました。自由に課題を選べるということで、土山は10糸の刺繍ミシンに挑戦し、岡はワイヤレス給電を作成しました。

土山_#38_01

土山は、デジタル刺繍ミシンを使って花札の絵柄「猪鹿蝶」をモチーフにしたデザインをTシャツに刺繍しました。5色の糸を使用しているが、糸変えの必要がないのが特徴です。全て自動で動作するのでとても便利です。

土山_#38_02

電キットを使ってのテスト完成した刺繍。

蝶の部分の刺繍が少しずれてしまったのが、少し心残りです。次の教訓にします。

土山_#38_03

アジアンレビューの様子

次は、岡が試したワイヤレス給電の作り方を紹介します。今までのようにニール教授からの具体的なサンプルが示されている訳ではないので、自分でインターネット経由で様々な資料を見ていきました。情報が完全ではない記事や、逆に内容が難しすぎて短い時間では理解しきれないものなどがあり苦労しましたが、最終的に自分が今週やりたい内容に則したキットの説明書から必要な情報を得ることができたのでそれを応用して今週の課題を進めていきました。

岡_#38_01

ブレッドボードで試作した給電機

まずは給電機に必要なパーツをブレッドボードに挿し試作しました。ポリウレタン線を2周ほど巻いてコイルをつくり、その内部に別のコイルが置かれるとそちらに電気が流れるという仕組みになっています。しかしすでに完成された受電コイルを使用し動作確認を行いましたがこの試作ではうまく動作しませんでした。山本さんに確認してもらったところブレッドボードで制作した回路はそれ自体に抵抗が生じてしまうので繊細な条件のもと動作する回路ではうまくいかないとのことだったので作り直すことになりました。

岡_#38_02

パーツ同士をそのままつなぎ合わせた試作 ブレッドボードでうまく動かなかったものを今度はパーツの脚を直接はんだ付けして回路を制作しました。しかし今回もうまく動作せず、コイルの巻き具合がよくない可能性が高いという結論に至りました。

ブレッドボードでうまく動かなかったものを今度はパーツの脚を直接はんだ付けして回路を制作しました。しかし今回もうまく動作せず、コイルの巻き具合がよくない可能性が高いという結論に至りました。

岡_#38_03

振動モーターを取り付けた受電装置 受電側のコイルには携帯電話などに使われる小さい振動モーターを取り付けました。モーターは直流の電流を受ける必要があるので、受電した電流を直流に直すブリッジダイオードも回路内に取り付けられています。

受電側のコイルには携帯電話などに使われる小さい振動モーターを取り付けました。モーターは直流の電流を受ける必要があるので、受電した電流を直流に直すブリッジダイオードも回路内に取り付けられています。

岡_#38_04

給電機の制作がうまくいかなかったため市販のキットを使い受電装置の検証を行いました。はじめはうまくいきませんでしたが、何度か給電部に受電装置を載せたり外したりしているうちに突然動き出すようになりました。振動のおかげでダンボールで作られた仕切りの中を生き物のように動き回るようになっています。その後は動き出しが安定しないものの振動を与えたりすると動き出すということがわかりました。マルチメーターで電力を測定したところコイルには必要な電力が届いていたので、うまくいかない理由としてははんだ付けの際にモーターが故障した可能性が高いとのアドバイスをいただきました。

一週間で出来ることは限られていますが、いかに新しい技術をインプットし、試行錯誤しながらアウトプットする日々は続きます。

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