栗山町地域おこし協力隊の土山です。
研修初日から参加したFUJIMOCK FES 2019の体験プログラムは「林業が抱える問題の解題解決」をテーマにしながらも、ネガティブイメージを参加者に感じさせないよう配慮した内容になっていました。
「木こり体験」や「製材作業」など時間を忘れるほど作業に没頭することでプログラムを純粋に楽しむことができた。最終的なイベントのゴールを「プロダクト製作」に持っていくことで「木材(材料)」に対する見方が変わり、クリエイターとして別の角度から林業が抱える問題に向き合うことができるのではないだろうか。
参加後、このイベントのコンセプトやノウハウを栗山町の資源や人材でも再現できると感じた。「栗山町が抱える問題の課題解決」をテーマにしながらも、イベントに参加したお客様から「栗山町のことが好きになった」「また参加したい」と感じてもらえる内容にすることができると思う。
栗山町地域おこし協力隊の岡です。
26、27日とホールアース自然学校さん(富士宮市)とのコラボレーションで行われているFUJI MOCK FESに参加してきました。FUJI MOCK FESは2012年に第一回目が開催され、少しずつ形を変えながらも継続し、今年で8年目になる息の長いイベントです。内容は富士山セッションと鎌倉セッションから構成されており、約5ヶ月間の間に6日間参加して、実際に木を切るところから始まり、モノを作り上げて発表まで行う流れになっています。
今回は富士山セッションということで、2日間富士の麓に行き、現役の木こりさんからご指導いただきながら、間伐材を切り、製材を行うといった部分にチャレンジしてきました。到着して早々、自然の豊かさと富士山の雄大さに圧倒されつつ、簡単なオリエンテーションの後に間伐体験が行われました。比較的簡単な道具でも木を倒すことができるということがわかり、木がより身近なモノに感じるようになりました。そして翌日には倒した2本のヒノキを木こりの方々にお願いし、自分の希望の形に製材してもらい、後日行われる鎌倉セッションの材料調達が完了しました。ワークショップ中は終始ヒノキの良い香りがしていたり、実際に触った生の木材が想像以上に水々しかったことで、自分の中の木という存在への興味が一気に増した2日間でした。